子供が入学してもらう連絡帳。
最初は何をするものなのか分かりませんでした。
保育園では、送り迎えの時に毎日先生とお会いします。でも、小学校に入学すると、参観日や懇談会の時しか先生に会う機会はありません。
学校への電話はできますが、授業中は電話に出れないでしょうし、かける時間帯も迷いますよね。
そんな時に役立つのがこの連絡帳になります。
保護者から連絡帳を使う時
主にこんな感じです。
①欠席・遅刻・早退等の連絡
学校によっては、「欠席等の連絡を電話でしないで下さい」というところもある様です。
その場合は連絡帳に書いて、集団登校のお友達に渡すという手段になりますね。
子供の学校では電話連絡OKなので、朝8時過ぎに電話を入れます。
担任の先生がまだ来られていない場合は、電話に出られた先生に伝言をお願いする形になります。
ですので、連絡帳は特に使わず電話連絡にしています。
ただ、これは少人数の小学校だからできることで、大規模小学校の場合、やはり連絡帳を使って下さいという学校が多い様です。
②病気等の連絡
前日熱が出たとか、何か気になる症状があれば連絡帳で先生に伝えます。
そうすると、子供の体調を良く観察しておいて下さり、異変があると保健室に連れていって下さったり、電話を下さったりします。
又、給食等の配慮もして下さいますので、体調不良の時は必ず連絡帳に書くようにしています。
③教科書等紛失の連絡
低学年の場合、色々なものを無くして帰ってきます。
子供に聞いても、今ひとつ何を言っているのか分からない事って良くありますよね。
そんな場合は、連絡帳に一言書いて置くと、子供が先生に伝えていない場合でも先生に伝わり、紛失物を探して頂けますよ。
教科書は取り扱い書店でも購入できますし、ネットでも購入することができます。
(ネットの場合、送料がかかります。)
もちろん、先生に頼んで教科書を取り寄せてもらう事も可能ですが、無くしてもすぐに購入する必要はなく、大抵の場合は見つかりますし、その間は予備の教科書を貸して頂けたりするので、連絡帳に書いて先生に相談されると良いと思います。
④お友達とのトラブルの連絡
お友達にたたかれた、けられた、嫌な事をされた・・・など、特に低学年だと色々ありますよね。
昔はそんな事をいちいち学校に報告しませんでしたし、子供同士又は先生と一緒に解決したものです。
でも、今は時代が違います。お友達関係も丁寧に見てもらえます。
そして、報告して下さいます。
何か気になることがあれば、大ごとになる前に先生に伝えておくと良いと思いますよ。
担任の先生が連絡帳を使われる時
我が家の場合、こちらからの連絡に対しお返事が書いてあるのみです。
私自身も連絡帳より電話をかける方が多い為、基本的に連絡帳はたまにしか使用しません。
ただ、クラスで一番やんちゃな子のママに聞くと、まるで交換日記のように毎日何か書いてあるそうです。
何が書いてあるのかというと、
①お友達とのトラブル
お友達から何かされた時は書いてないのですが、やってしまった時に書いてある様です。
・・・必然的にやんちゃな子の連絡帳が、先生から保護者への連絡文でびっしりと埋まっていくことになります。
②授業中のトラブル
席に座れない、おとなしくできない、授業の妨害をする、遊んでいる・・・等、普段の生活の報告が保護者に入ります。
③忘れ物のトラブル
今は子供任せの時代ではない様で、忘れ物があると「親がきちんと見ていない」と判断され、連絡帳で報告が来るそうです。
④宿題のトラブル
宿題を忘れる、やっていない・・・等でも連絡が入る様です。
これも忘れ物と同じ理由で「親がきちんと見ていない」と判断される為です。
子供の小学校では、連絡帳に加えて先生から電話が来ます。
本当に、子供・学校・家庭の3者で子供を育てていくという構図が出来上がっています。
昔と違い、保護者がどんどん学校に発言するようになったので、早い段階で家庭を巻き込もうという狙いもあるのではないでしょうか。
連絡帳を書く際に気を付けていること
あくまでも私の場合ですが、下記のことに気を付けています。
①必ずあいさつ文を入れる
・いつもお世話になっております。
・おはようございます。
・いつも丁寧に子供をみて頂き有難うございます。
・運動会ではお世話になり有難うございます。
などです。
これは会社でメールを使用する際にも使いますよね。
同じように、連絡帳でもいきなり用件に入らず、あいさつ文を入れるようにしています。
②丁寧に文章を書く
・宜しくお願い致します。
・ご迷惑をお掛け致します。
・申し訳ありません。
先生も忙しい中連絡帳のやり取りをして下さっていますから、会社でのメールと同じように、文章の最後に一言添えています。
先生という仕事は特殊ですし、お昼休みすら子供達と一緒に給食を食べておられ、自由時間など本当にありません。
その合間で連絡帳を書いて下さっていると思いますので、できるだけ丁寧に文章を書いています。
③電話した方が早い内容は電話で済ます
先生も夕方以降であれば電話に出ることができます。
連絡帳だと意思疎通ができず何度もやり取りが発生してしまう様な内容であれば、電話をして直接話すことで時間短縮は可能だと思います。
子供の担任の先生は、連絡帳に書いても必ず電話も下さいますので、ややこしい案件であれば最初から電話をするようにしています。
ちなみに、いつも学校から電話がかかってくる時間帯は、17時~19時頃です。
一番多いのが18時。
ちょうど先生が電話をかけ易い時間帯なのかも知れませんね。
もちろん、こちらの仕事が終わる時間帯を考慮して下さっているとは思いますが、夕方頃に電話をすれば問題ないと思いますよ。
ただ、朝だけは別です。
朝の時間はバタバタされていますので、朝に欠勤等の連絡以外の内容を話すのは避けた方が良さそうです。
連絡帳は子供も読むので内容に注意!
最近の子供達は、本・テレビゲームやYouTubeなどの影響で、習っていない漢字でもそれなりに読めてしまいますよね。
連絡帳について言うと、子供も目を通している様です。
読めない漢字があっても、想像しながら読んでいますので、子供に読まれても大丈夫な内容で書くことが大切です。
逆に、子供に知られたくない内容であれば、学校に電話をするのが賢明だと思います。
連絡帳、鍵付きにして欲しいですよね(笑