クレアのシンママカフェ

アスペルガーの夫と離婚!派遣社員のお給料と副業で子供を育てる40代シングルマザーのブログです。

アスペルガーの元夫との生活で苦労したことと「カサンドラ症候群」になった私。

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「カサンドラ症候群」という言葉をご存知でしょうか?

アスペルガー症候群であるパートナーとの意思疎通ができなくて、一方的に振り回される関係に疲れてしまい、精神的や身体的に何かしらの症状が出ることを言います。

 

私自身もカサンドラ症候群の経験者です。

何度か相談窓口に電話をかけたことがありますが、やはり理解してもらうことが難しく周りに分かってもらえない苦しさがあります。

 

元夫も「アスペルガー症候群」の診断が下りました。

ただ、離婚後の話です。

夫と一緒に暮らした2年間は本当に大変で、今のシングルマザーの生活を心から喜べるくらいに離婚をして幸せになれました。

 

なぜそうなるのか?

今もなお苦しんでいる方のために、自身の体験談を書いてみたいと思います。

 

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単独行動を始める

結婚して新しい家庭を作る時、その家庭ごとにルールがあると思います。

・どのように子供を育てていくか

・家事分担はどうするか

・費用負担はどうするか

などです。

 

元夫は、いつも一人で部屋に閉じこもっていました。

後から知ったことですが、アスペルガーの場合、一人になれる時間が必要な様です。

子供とも遊ばず、部屋にお菓子やジュースを持ち込み、ゲームをしながら食べていました。 

当然、家族での団らんの時間はありません。

 

夫の場合、アスペルガーに加えてADHD(注意欠陥多動性障害)の診断も下りましたので、どちらの要素が強かったのかは分かりません。

ただ、部屋はぐちゃぐちゃでゴミなのか大切なものなのか、本人も区別がつかなかったのでしょうね。

 

小さな赤ちゃんがハイハイをしているのに、床にボタン電池や鉛筆などが転がっていて、怒りに達した覚えがあります。

 

夫は、一人で出かけて自分だけの時間を過ごしてしまいますので、私一人で子育てをしている様な感じでした。

生活費も出すのを嫌がり、何度も要求しないともらえません。

 

ただ、悪気があってそうしているのではなく、なぜ自分がお金を出さなければならないのかが分からない、そんな感じでした。

結婚生活のイメージがつかないまま結婚してしまったのだと思います。

 

話し合いが成立しない悲しさ

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このような状態ですので、何度も話し合いを持とうとしました。

話している時には「うんうん」と聞いてくれた時も沢山ありました。

こちらとしては分かってもらえたと思いますよね。

 

ただ、数日が経過すると、「何も分かっていない」「何も変わらない」現実が待ち受けているのです。

「あの話し合いはなんだったんだろう・・・」

「あの時間はなんだったんだろう・・・」

 

それまで感じたことのない空虚感でいっぱいになります。

 

子供だって「今度からこうしようね」と言えば、3歩進んで2歩下がることはあっても、少しづつ前に進んでいきます。確実に成長していきますよね。

夫の場合、3歩進んで3歩下がってしまう感じで、結局元通りになってしまいます。

 

言っても無駄であれば、褒めて伸ばそうとしてみました。

黙っていてひたすら褒める。

・・・ただ、結果は同じでしたね。

 

ひたすら自分の為だけに生きる夫

「なぜ結婚しようと思ったのだろう」と感じるくらい、自分のことだけを考え、自分の為だけに生きていました。

だから、生活費を要求されると腹が立った様です。

 

金庫を購入し、自分のお金や通帳などは全て隠してしまいました。

ただ、ひたすらケチという訳ではなく、気が向いた時は外食に連れていってくれたり、動物園に出掛けたりできました。

 

毎日継続することは難しくても、気分の良い時であれば、良いパパになることは可能だった様です。

この、時々良いパパになってくれるという点だけに希望を持ち、しばらくの間結婚生活を続けていました。

 

殻に閉じこもる日常

会話をする時には、常に「穏やかに」を心がける必要がありました。

少しでもきつい言い方をしてしまうと、夫は部屋に閉じこもり布団から出てきません。

一旦殻に閉じこもると、会話などできなくなってしまいます。

 

恐らくですが・・・、処理能力が低いのだと思います。

色々言われると自身の中でパニックになってしまうのではないでしょうか。

本当に、見事なくらいに殻に閉じこもり、会話を拒否し無視を続けます。

ただ、毎日の生活の中で「何もしない」「生活費も払いたくない」状況の夫に笑顔で接するのはかなりの苦労でした。

 

布団から出て来ない夫をしばらくは放置しておくのですが、何日経っても元の状態には戻らないので、こちらから話しかけにいきます。

それでも、無視されるか「ほっといてくれ」と言われるかのどちらかです。

気持ちを切り替えるのに時間がかかるのだと思います。

 

ただ、ほっておいても数ヶ月この状態が続き、子供にも無視してしまうので、結局は私が一旦実家に戻り夫を一人にしてあげて、夫が気持ちを切り替えられた頃にまた一緒に住む・・・という生活が続いていました。

 

向き合って話をして解決するということが極端に苦手なのだと思います。

特に怒らせてしまうと、かなり厄介な状況になりました。

 

カサンドラ症候群発症

「会話もできない」「生活費ももらえない」「周りに分かってもらえない」

段々と心がすさんでいきました。

子供は小さく手がかかりますが、それ以上に手がかかった元夫。

 

一番辛いのは、私自身が辛いはずなのに、夫が一番辛そうにしていることでした。

この状況を作り出している夫が、一番辛そうにしているのです。

 

元夫は良く言っていました。

仕事帰りにこのマンションが見えてくるとげんなりするんだよと。

家族を持ってしまったことに対する負担の大きさに、押しつぶされそうになってしまっていたのかも知れません。

 

それでも、「もっと子供が沢山欲しい」と言い続けます。

頭の中で整理ができていないのだと思います。

 

段々と私自身の体調が崩れていきました。

 

頑張らなくてはという気力はあるものの、身体に不調が現れるのです。

このままではダメだと思っていた頃、妹がこう言ってくれました。

 

「うちにおいで。」

 

この一言があったからこそ今の平和で楽しい生活があります。

思い出しても感謝しかないですね。

 

それから別居をし、離婚することになりました。

離婚をしてからも、夫は「もっと子供が欲しい」と言い続けています。

 

今では、「おもしろい人だ」と笑えるようになりました。

一緒にさえ暮らさなければ、籍が入っていなければ、根は悪い人ではないので楽しく笑えることに気付きました。

この「根は悪い人ではない」「本人に悪気はない」為に、決断が遅れてしまうのですよね。

 

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今、同じ状況にある方に伝えたいのは、「どうしたら自分が笑顔になれるのか」を一番に考えた方が良いということです。

子供の為に一番大切なことは、母親が笑顔でいること。

何かを決断するにはとても勇気が要りますが、まずは一旦距離を置いてみて、これからの行動を決めていけば良いと思います。