私は子供が一人しかいないのですが、それでも「大変だな~」って思う時があります。
シングルマザーなので、全て一人で決断しなければなりません。
それが逆に楽な時もありますが、子供が思い通りに行動してくれないときは、「二人しかいないんだから、もうちょっと協力してよ!」って腹が立つ時もあります。
イライラっとして子供に怒り過ぎたり、無視をしてしまったりすることも。
そんな時は後悔して反省するのですが、私には気持ちをリセットしてくれる魔法の言葉があります。
心のバイブル
「子どもが育つ魔法の言葉」という書籍をご存知でしょうか?
この本の中に書かれている、「子は親の鏡」。
どう子供を育てていけば良いのかが箇条書きのような形で書かれています。
この中で、私が大好きな言葉。
不安な気持ちで育てると子供は不安になる
和気あいあいとした家庭で育てば、
子供はこの世はいいところだと思えるようになる
・・・なんというか、シングルマザーには痛いほど心に刺さる言葉です。
書籍との出会い
最初にこの言葉に出会った時、私が探していたのは「これだ!」と思いました。
皆さんは、子育て本を読まれたことがあるでしょうか?
色々なことが書いてありますよね。
例えば、
✿子供を叩いてはいけない
✿叱らず褒めて育てる
✿子供が傷つくことを言ってはいけない
✿忙しくても手を止めて子供の話を聞いてやる
✿子供と触れ合う時間を作る
✿男の子はのびのび育てよう
✿外に出て親子で一緒に遊ぼう
・・・などなど。
でも、そんなに上手く行きませんよね。
そもそも、時間がありません!
ついつい余計な一言を言ってしまって後悔したり、手が出てしまったり、子供と遊んでやりたくても目の前の家事に追われてしまっていたり、、、
育児本を読んでその時は納得しても「やっぱりできなかった」という事が多かったのですが、この魔法の言葉はすーっと心の中に入り込んでくれるんですよね。
押しつけがましくないというか、「ああ、そうだね~。」って納得して子供への接し方に気をつけられるんです。
具体的にこれをこうしなさいと書いてない所が良いんでしょうね。
子供をこういう風に育てるためには、どう接していけば良いかを自分で考えさせてくれるというか・・・、そんな魔法の言葉なんです。
ひとり親でも、和気あいあいとした家庭は作れる!
親が不安を持たない、正確に言うと不安を子供の前で出さないというのは本当に大切だと感じます。
例え貧乏でも、それを見せない・感じさせない親の信念ってすごいと思いませんか?
お金持ちの人が「うちは貧乏だから~」と言うのは笑えます。
でも、ひとり親が同じセリフを口にすると、切羽詰まった感が半端ないですよね(笑
なので、私は子供にはそういった大人の事情を感じさせないようにしています。
そして笑って過ごすようにしています。
親が笑っていると子供も楽しそうに笑います。
ほんと、「子は親の鏡」ですよね。
我が家は二人家族ですが、笑いが絶えない明るい家庭です。
大事な言葉をリビングに飾っておく
私は、この書籍の中から好きな言葉を書き出し、子供の赤ちゃんの頃の写真と共にリビングに飾っています。
写真立てや額を使うと良い感じになります。
ものすごく効果的で、親としての原点に立ち返らせてくれますよ。
子供に言い過ぎた時って、子供の表情を見れば分かりますよね。
親の顔色を伺ってきたり、悲しそうな顔をしたり。
でも、本来子供なんてのびのびとしていれば良いはずで、自宅で親に遠慮しながら過ごすのはおかしいですよね。
実は私自身も、親の顔色を伺いながら育ちました。
叩かれて家から追い出されて罵倒されて・・・、今なら問題になりそうな感じですが、あの時代は良くあったのかな。
家の中に自分の居場所は無かったですね~。
だからこそ、魔法の言葉は正しいかもって思うんです。
子供は愛されて自己肯定感を高めながら育っていくべきものだって思います。
「自分の親の様には子育てしたくない」
・・・そう思っていても、時には親も失敗することがあります。
そんな時、いつも過ごすリビングの壁にこの言葉をかけておくと、我に返れるんです。
怒りがすーっと消えて、「ダメだダメだ」って引き返せます。
親も人間ですから、腹が立つとなかなか感情が戻らない事ってありますよね。
そんな時に、この魔法の言葉はとても有効ですよ。
まとめ
乳幼児期の子供は可愛いけれど本当に大変。
子供が小学校に上がると楽になるけれど、反抗期がやってきます。
我が家はシングルマザーなので、子供を叱った時にフォローも自分自身でやらなければなりません。
親が二人いれば、どちらかが「怒り役」でどちらかが「フォロー役」という風に役割分担ができるのでしょうが、ひとり親にはそれができません。
なので、叱った後できるだけ早くフォローすることが大切です。
イライラしても何も状況は変わりません。
楽しい家庭で子供を育てていきたいですよね。