小学校の教科書代は無料、給食費は口座から引き落としが一般的で、学校によっては封筒に現金を入れて子供に持たせるところもあると思います。
でも、実際には、給食費以外に「預り金」という名目で引き落としがかかります。
預り金とは何なのでしょうか?
預り金の正体
学年が終わると、小学校から「預り金」の決算報告がお便りで配布されてはいませんでしょうか?
その内訳を見ると、
✿ノート
✿名札
✿あさがお
✿テスト
✿ファイル
✿記念写真
✿遠足交通費
✿問題集
✿粘土
✿日本スポーツ振興センター災害共済掛金
・・・などなど。
そういえば、知らない間に子供が学校からもらってきたもの。
「もらえるんだー!」と思っていたら、実は保護者が購入していたんですね(笑
驚きだったのが、テスト代や問題集。
教科書は無料でも、問題集は有料なんですね~。
夏休みに育てていた朝顔も実は保護者購入。どこからお金が出ているのかな~と思っていたのですが、私が支払っていたのでした(笑
保育園だとその都度徴収されるので分かりやすいのですが、いきなり決算報告で渡されると、「全部保護者購入だったのね!」と驚きます。
シングルマザーは預り金の免除はあるの?
私はシングルマザーですが、就学援助の申請はしていません。
理由は・・・なんとなく、です。
なんとなく、「自分で払いたかったから」というのが理由です。
でも、普通に就学援助の申請をしていれば、給食費は市から直接学校に支払われるので引き落としはありません。
それでは、預り金はどうなるのでしょうか?
内訳の「日本スポーツ振興センター災害共済掛金」は免除されますが、それ以外の学用品については「預り金」として口座から引き落としが掛かります。
ただし、毎年学用品費として手当が支給されますので、7割程度は手当で賄えるという感じになっています。(私の市の場合)
口座に残高が無かったらどうなるの?
学童の費用も同様なのですが、残高不足で口座からお金が落ちなかった場合は、子供が学校から封筒を渡され、現金回収となります。。。
恥ずかしので、残高には気を付けたいですよね。
我が家も引き落としがかかる口座は通常の生活用とは別口座にしていますが、お金が無い時なんかは結構キツイです。
(だったら、就学援助を申し込めば良いのですが・・・。)
なんでしょうね、このプライド。
貧乏なくせにプライドがあり、それくらいは支払える!と思っています(笑
預り金が余ったらどうなるの?
毎月口座から引き落とされているのは、あくまで概算での一定金額です。
年度末に決算報告をして、残金を返却してもらえます。
追加徴収なんてことにならないよう、綿密に計算された預り金。
ほぼぴったりの額で収まっていますよ。
ちなみに、残金は口座の中に勝手に戻ります。
口座振替の場合は、現金でのやり取りが無いので楽ですね。
学童でもおやつ代を徴収されますが、年度末に計算して余った分は現金で戻ってきました。
この辺は学校によっても学童によっても、色々だと思います。
まとめ
教科書代は無料ですが、それ以外は実費がかかるということを知りました。
鍵盤ハーモニカなどは幼稚園で持っている子もいますので、希望者のみ購入します。
そういう学用品は預り金からではなく、別途現金徴収されていますね。
必ず全員が購入するものだけ、預かり金から引き落とされています。
それでも、年間1万円程度の預り金ですから、小学校でかかる学用品費はそれほどの金額にはなりません。
一番お金がかかるのはランドセルですね。
(母子扶養手当をもらっているシングルマザーの場合は、就学援助を申し込めばランドセルが買えるくらいの手当が支給されますよ。)