新型コロナ感染拡大で、完全に自宅に引きこもったのが職場の在宅勤務が決定したときです。
・・・4月上旬頃でしょうか。
それからテレビを見る機会も多くなりました。
シングルマザーなので、普段は忙しくテレビをつける時間もあまり無かったのですが、今は時間的余裕が出来ました。
すると、びっくりする光景が!!!
皆さん、リモートでテレビ出演しておられます。
そして息子が大好きなYouTubeはというと・・・、芸能人の方が「ユーチューバー」 になっておられました。
以前から芸能人の方がYouTubeデビューされているのは知っていましたが、新型コロナ禍で加速しましたよね~。(テレビのお仕事が無くなりましたもんね)
以前は主に保育園児に人気だったユーチューバー
数年前までは、ここまでYouTubeの名前は知れ渡っていませんでした。
名前は知っているけれども、メジャーではないという感じです。
ですが、保育園児の年長さんでは、YouTubeは人気がありました。
卒園式で「大きくなったら何になりたいですか?」と聞かれ、
「ユーチューバー!!」
・・・と答える園児が数名いたのを覚えています(笑
大抵、男の子ですね。
慌てるのは、その子の親。
「やだー!うちの子ったら~!!(汗)」
さすがに卒園式では恥ずかしかったのか、堂々とユーチューバー宣言する子供と慌てふためく親の対比がおもしろかったです。
小学生にも人気がありましたが、さすがに「将来、ユーチューバーになりたい!!」という子はまだまだ少なかった時代です。
子供がなりたい職業ナンバー1
ところが、いつの間にかYouTubeが浸透しました。
本当に生活の一部になった感じですよね。
当然、子供達のなりたい職業は、「ユーチューバー」に変化しました(笑
小学校に入学すると、周りにYouTubeを知らない子などいないくらいの浸透度です。
小学校低学年からスマホを持っている子供もいますし、一番多いのは任天堂switchでYouTubeを見る子供達ですね。
中には外遊びの時にも、家族でキャンプに行く時も、任天堂switchとWi-Fiを持参し、いつでもどこでもYouTubeの子供もいます。
最近の子供達の当たり前の光景になりました。
「好きな事をしてお金を稼ぐ」というのが魅力的に感じるのでしょうね。
実際仕事になると大変だと思のですが・・・。
ユーチューバーも選択肢の時代へ
少し前までは、保護者が口々にこう言っていました。
「ユーチューバー以外の仕事に就いて欲しい」
あまりのYouTube人気に親が慌てていた頃です(笑
「普通に社会に出て欲しい。」
「普通の仕事に就いて欲しい。」
大体皆さんそう言っていましたね。
ですが、最近では選択肢の一つとされるようになりました。
以前ほど、「絶対にイヤ」という言葉は聞かなくなりましたよ。
最近思うんですけど・・・。
芸能人の方が多数ユーチューバーになられていたり、逆にユーチューバーの方がテレビに出演されるようになりました。
特に、新型コロナでその光景が顕著になりました。
表現する場所が違うだけで「エンターテイメント」という意味では同じなんですよね。
もちろん、YouTubeに関して言えば一人でもできますから、社会で揉まれる経験はできないかも知れません。
自宅に籠ってしまうという点で、親は嫌がるのでしょうが、最近では外に出て大がかりな活動をされているユーチューバーの方も多く見かけます。
不思議な時代になりましたよね~。
ユーチューバーが人気の理由
私達が、俳優さんや歌手、そしてタレントさんに対して憧れを抱くように、子供達にとってのユーチューバーって、ほんとすごい存在の様ですよ。
良くも悪くも、学習元が全てYouTubeになってしまっています(笑
正しい情報も間違った情報もあるんでしょうけれど、子供なので信じてしまいますよね。
得に、実験系をやっている動画は人気で、一般家庭ではとても真似できそうにない「大実験」をされていますよね。(お金がかかりそうな)
あれが楽しいみたいです・・・。
そして、子供が同じことをやりたがるので、困るのは「親」です(笑
ただ、良く考えると、別にユーチューバーに限った話では無く、以前からテレビでも芸能人の方が実験系の番組はやっておられますよね。
ゲーム実況も同じことが言えますが、YouTubeの方がリアルなんでしょうね。
手が届きそうというか・・・。
子供達は、一緒に参加している様な気分になっているんじゃないでしょうか。
子供達がなりたい職業のナンバー1だそうですが、今後ブログでいうところの「殿堂入り」しそうな人気ですよね。
我が子がユーチューバーになりたいと言ったら?
既に言っていますが・・・(笑
我が家は、「いいよ。」と言っています。
ただ、続きがあって、
「何をやってもいいけどトップを目指すんだよ」と言っています。
仕事でも何でもそうですが、中途半端は良くないなぁと。
結果云々ではなく、「努力」って大切だと思います。
長年人事部にいると感じるんですが、努力をしないでお給料ばかりを求める若者が増えたな~って。
常に「上を目指す」って、個人的には大切な事だと思っています。
手をつないでみんなでゴールではなく、いえ、それも大切なんですが・・・、競争心って生きていく為に必要なもので、小さい頃から競争に慣れておかないと社会に出た時に潰れてしまいます。
だからこそ、昭和の時代に鍛えられた人は強いのではないかと思うんです。
今は、小学校の授業においても、「単位をこなす」ことが目標となっています。
でも、私としては「やり遂げる」ことを大事にしたいと思っていて、例えば体育の授業で何かができなかったとしたら(マット運動でも跳び箱でも縄跳びでも)、できるまでやらせます。
今は、室内遊園地に跳び箱が置いてあるところもありますしね(笑
・・・勉強も同じです。
泣きながら練習していたり逃げ出してしまうこともありますが、そういう成功体験って子供の心を強くしていくんじゃないかと、毎日社会で大人達と接していて思う所です。