クレアのシンママカフェ

人事歴20年の子育てシングルマザーです!仕事と子育てを両立しながら、厳しい世の中を楽しく生きてます。

子育てママの社労士試験の独学勉強法!高いお金を払わなくても合格できる。☆秘訣は、子供が寝てから☆

社労士事務所に勤務されている方はもちろんですが、企業の人事部に所属している私達も、社労士を目指す人は多いです。

特に資格が無くても人事部の仕事はできますが、会社で一目置かれたい!さらにスキルアップしたい!という方には最適な資格ですよね。

 

とはいえ、企業の人事部では、他にも仕事が沢山あります。

例えば、採用業務や評価制度の作成など・・・。

社労士試験に合格したからといって、全ての人事の仕事を網羅できる訳ではありませんし、実務と試験はまた違います。

「資格などいらない」と考える方もおられます。

 

ただ、最近の求人では、「資格保持者」に限定しているものも増えてきました。

昔は、資格より実務経験優先でしたが、「資格必須」となっている求人を良く見かけるようになりました。

 

私自身も、子育てをしながら資格取得を目指し無事合格することができました。

 

 

合格までの回数

私は、3回目で合格しました。

子供がいますので(しかもシングルマザーです)、勉強時間は限られています。

実務経験はあるものの、実務では社労士試験の内容は全て必要ありませんし、又、全てを暗記している訳ではないので、実際のところ実務経験が無い方よりも若干有利という程度で、実務と試験は全く別物だと思っています。

 

以前、社労士事務所にも勤務していましたので、テキストの内容が何を意味しているのかは分かりますので、全く意味も分からず勉強する事態にならないだけマシ・・・という程度でしょうか。

 

個人的には、社労士試験は「毎年受ければいつかは必ず受かる!」と思っています。

間は空けない方が良いです。

・・・毎年受け続けることが大切です。

毎年受けていても、暗記科目は忘れていきますので。。。

 

私の友人で、大学受験で4浪した人がいます。でも、最終的に目指していた大学に合格しました。

その時にその友人が、「さすがに5回も試験を受けると、問題が解けるようになる。」

と言っていました(笑

 

社労士試験の場合は、選択式の足切りがありますので、大学受験とはイコールにはならないと思います。

しっかり勉強をしていても、落ちる時は落ちますよね。

ただ、「いつかは受かる☆」と思い続けて途中で諦めないという姿勢は大切ではないかと思います。

そして、私自身もシングルマザーの身でありながら合格することができました。

 

合格さえすれば、ギリギリの点数でもいい。

 

私の合格点ですが、本当にギリギリでした。

選択式

✿労働基準法・・・4点

✿労災・・・5点

✿雇用保険・・・3点

✿労働一般・・・2点(※救済)

✿社会保険一般・・・4点

✿健康保険・・・4点

✿厚生年金・・・3点

✿国民年金・・・4点

総得点:29点

 

択一式

✿労働基準法・・・5点

✿労災・・・8点

✿雇用保険・・・5点

✿一般常識・・・6点

✿健康保険・・・5点

✿厚生年金・・・9点

✿国民年金・・・7点

総得点:45点

 

社労士試験の合格点は、選択式が24点以上かつ各科目3点以上、択一式が45点以上かつ各科目4点以上が目安になります。

ただ、受験生の点数が悪かった科目(特に選択式)については、救済が入ることがあり、私の様に2点しか取れていなくても合格することがあります。

 

私の場合ですが、択一式の年金の点数が良いと思われるかも知れませんが、これはほぼまぐれです。

たまたま当たっただけで、得意な訳ではありません。

社労士試験では、この「たまたま当たる」で合否を分けることが少なくありません。

 

なぜ、たまたま当たるのかと言えば、選択肢を絞れているからです。

例えば、選択肢が4問ある中で1つの正解を当てようとすると大変ですが、2つくらいに絞れていれば、2択になりますよね。

絶対にこれ!というものが無かったとしても、消去法である程度まで絞れれば、合格ラインに入ることが可能になったりします。

 

通学VS独学

もしも、1年で合格しなければいけない理由があるのでしたら、やはり「通学」をお勧めします。

通学だから必ず合格できるとは限りませんし、合格率から考えると合格しない方の方が多い訳ですから、絶対ではありませんよね。

 

ただ、やはり実務経験のない方が初年度から独学というのは、可能は可能だと思うのですが、通学の方が「理解をして合格」できると思います。

 

先日子供の公文の記事を書いたのですが、公文の学習方法は、「なぜそうなるのか?」は後回しにして、とにかく問題が解けるようになることを優先しています。

・・・それは、最初に先生からも説明を受けます。

 

www.crea07.com

 

社労士試験も同じことが言えて、暗記科目が多いですので、とにかく暗記をしてパターンを覚えるという方法でも合格は可能だと思います。

その場合、通学でなくても、通信教材や市販の本でも十分勉強はできると思っています。

 

ただ、独学の場合、「なぜそうなるのか?」までは拾えませんので、YouTubeで無料の社労士講座などが配信されていますので、それらを利用すると理解が深まると思います。

(社労士24の金沢先生の講義など・・・。)

 

私の独学勉強法

私は、とにかく社労士試験にお金をかけたくない(〇かけることができない)ので、1年目は通信講座(7万円程度です)、2年目は1年目の教材を使い回し、法改正だけ最新の情報を手に入れました。

最新の情報は、これも各学校で発売されていますし、高いと思えば本屋さんで今年のものを購入されれば良いと思います。

 

私は通信講座を利用しましたが、市販の本でも良いと思います。

これだと、更にお金をかけずに勉強できますね。

ただ、市販の本の場合、サイズが小さいので勉強はしにくいかも知れません。

(老眼でなければ大丈夫かも知れませんが・・・笑)

 

そして、一番大切なのが模擬試験です。

模擬試験を受けることで、今年の白書や労働経済の対策をします。各学校の模擬試験は、その年に出そうないわゆる「予想問題」が出題されていますので、模擬試験だけでも複数回受験されると良いと思います。

 

ちなみに、私は子供がいますので、会場受験はしません。

自宅で問題を解いて、採点にも出しません。

・・・自己採点です。

答案用紙を送れば採点してもらえ、合格ラインや自分の合格の可能性も見えてくるかも知れません。

でも、それは必要ないと思っています。

選択式に足切りがある以上、当日何があるかは分からないと思っています(笑

 

教材は何でもいい

実は、私の1回目の受験は、合格した年よりもかなり前になります。

(10年以上前です)

その為、過去の問題と今の問題の傾向の比較ができるのですが、今の問題の方が難しいと感じています。

・・・昔はもう少し基本的な問題ができれば合格できる傾向にありましたし、労基法で点数を稼げと言われていた時代ですが、今の試験ですと労基法で高得点を狙うのは難しいです。。。

 

又、過去問は10年分掲載されている教材がいいと言われていましたが、これも微妙で・・・、最近の試験を見ると過去問から出題というよりは、全く見た事のない問題も多い様に思います。

 

そして、一番必要がないと思うのが、「選択式対策」です。

昔は絶対に必要とされていましたが、今は必要無いと思います。

なぜなら、これまた「なぜこの問題を出すんだろう」という様な難問が出てきたりするからです。

正直、択一式対策だけで十分です。

 

ですので、ご自身が見やすい・勉強しやすい教材を見つけ、それを信じて勉強されれば良いと思います。

どの教材を選ぶかよりも、模擬試験を多く受ける方が大切だと思います。

 

子育てをしながらでも大丈夫

1年合格にこだわらないのであれば、子育てをしながらでも仕事をしながらでも全然大丈夫だと思います。

 

私の勉強スケジュールですが、下記の様な感じでした。

<12月~5月>

1日30分~1時間程度(子供が寝てから)

 

<7月・8月>

平日:1日1~2時間、週末:1日3時間程度(子供が寝てから)

 

子供が小学生以上なら、勝手にゲームで遊んでてくれるでしょうから(笑、もっと勉強時間は取れるかも知れませんね。

私は、子供と遊ぶ時間は確保したかったので、子供が起きている間はほぼ勉強していません。

 

たまに勉強していると、子供から「どうせ落ちるって~!!」と言われるので、こそこそ夜中に勉強していたのもあります(笑

 

ここで、勉強に多額の費用をかけていると、「今年こそ」という気持ちが大きすぎてストレスが溜まりますが、子供がいる場合、親がストレスを抱えていると子供に影響が出ますので、私はお勧めしません。

やはり数年覚悟で、心に余裕を持ちながら勉強された方が良いと思います。

 

子供が寝てからの時間は、誰にも邪魔されませんので、特にお勧めです^^